ダークタワー 映画ネタバレ感想

注意!ネタバレややあり〼

原題:THE DARK TOWER

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スティーブン・キング氏の長編小説が原作。
これを2時間弱の映画一本に収めるのはとても無理、ということで大幅な翻案がなされているらしい。
私はこの映画を観て、原作を読みたいなぁととても強く思ってしまった。
よく考えたら、スティーブン・キング氏原作の映画は何本も観ているけど、小説を読んだことは一度もない。
そしてこの映画を観て、初めて原作を読みたいと思った。

しかしいきなりダークタワーでいいんだろうか。まイイか。一期一会。

参考 「ダークタワー」シリーズ特設サイトKADOKAWA

この小説はスティーヴン・キング氏の作品世界の集大成ということらしく、この映画にも「ペニーワイズ」と書かれた廃墟の遊園地など、他作品を彷彿とさせるものが色々と出てくる。
全部分れば楽しいだろうなぁ。分る人羨ましい。

ダークタワーとは、宇宙の中心にあり、世界の秩序を守っている塔。
それを壊そうとする黒衣の男ウォルターを演じるのはマシュー・マコノヒーさん。

「マシュー・マコノヒー キャー///」って嬉しそうに女子が言うドラマがありましたな。

参考 マシュー・マコノヒーが演じた役はアレック・ボールドウィン用だった!?ELLEgirlオンライン

今作「ダークタワー」でも、すらりとした体に黒のロングコートを翻して、ホントイイ男です。


この黒衣の男たちが塔を破壊しようとする様子や、それに立ち向かうガンスリンガーなど、一部始終を夢に見る少年ジェイクは特別な力を持っており、黒衣の男に狙われる。

塔を守る戦士ガンスリンガーはその名の通り、銃の扱いが非常に美しく、ガンアクションのシーンは思わずため息が出るほど素晴らしくカッコいい

ガンスリンガーが唱える信条に

我は銃で殺さぬ
銃で殺す者 父親の顔を忘却せり
我は心で殺す

映画「ダークタワー」より

という言葉がある。
銃の扱いに長けてはいるが、銃はあくまで道具であり、それを扱う者の心が大事なのだ。
父親= father で、カトリックの神父様、精神的・霊的な父、心の拠り所としての意味も併せ持つ。
少年ジェイクとガンスリンガーは共に父を亡くしており、このお祈りは二人にとって特別な意味を持つ事になる。

言霊を操る黒衣の男ウォルターと、言葉を超越する精神集中を見せるガンスリンガー。
勝つのはガンスリンガー。
しかしウォルターは言う。

我々のどちらが勝つにせよ
結局 宇宙は滅びるのだ
常に勝つのは死
それが決まりだ

映画「ダークタワー」より

死ぬまで生きるしかないんだね。
それなら私はガンスリンガーと共に生きたい。

ガンスリンガーの名は、ギリアドのローランド。
アーサー王の末裔であり、彼の銃はアーサー王の剣エクスカリバーから作られている。

なんかカッコいいので、やっぱりガンスリンガーと一緒がいいな。


動画配信ならお得なレンタルもあり。


DMM.comのDVD宅配レンタルでもあります。


少年ジェイクのセラピスト役のホセ・ズニーガさん、めっちゃ見たことあると思って出演作調べたけど、特に思い当たる作品もなく・・・で、思い出した!
「名探偵モンク」のトニー・シャルーブ氏と間違えてた

似てたよ!知らんけど! 予告編にも出てるよ ↓!


原作:スティーブン・キング「The Dark Tower」
監督:ニコライ・アーセル
脚本:アキヴァ・ゴールズマン / ジェフ・ピンクナー / アナス・トマス・イェンセン / ニコライ・アーセル
撮影:ラスムス・ヴィデベック
製作年:2017年 / アメリカ