僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 映画ネタバレ感想

注意!ネタバレややあり〼

めちゃくちゃ面白かった。アツい。

前作の劇場版第一弾では、選ばれた人数が活躍していたが、今作第2弾では主人公デクくんのクラス1年A組全員が大活躍していた。

第一弾で活躍していた方たちは認識できていたのだが、それ以外のクラスメイトのことはあまりよく知らないままだったのだけれども、各人の “個性” の見せ場がそれぞれあって認識が広がった。

映画を見終わった後に説明を読んで、「なるほど、それであの子は迷子のワンコにペロペロ懐かれていたのか」とほっこりしたり。

デクくんの “個性” についてのストーリーや、作品の世界観についても簡潔に描かれていて、初めて作品を観る人でも楽しめるように作られていた。

前作ではオールマイトと一緒に戦って敵に勝つ話だったのが、今回は1年A組の学生たちだけ!

不安を抱えながらも、自分の “個性” を最大限に活用して、お互いの “個性” を補い合って、命をかけて戦う姿に本当に胸が熱くなった。

おまけに私はクラスメイトの名前をあまりよく知らないので、心の中の叫びが大変だった。

カラスみたいな子が大変だよ!カラスの子が・・カラスの子が・・かっ・・カッコいい!
( ファンの方には申し訳ない。 名前を聞いたら「常闇くん」だった。名前もカッコいい。)

テープひらひらさせてクルクルする子が、あっ・・テープの子が・・かっ・・カッコいい!
(ほんとファンの方申し訳ない。)

始終この調子で、全員がカッコ良くて、本当に死闘を繰り広げて、やめて死んじゃう!いや!頑張れ!やめてあげて!カッコいい!と観ているこっちが力入りまくりで、喉元がアツくなった。

ちなみに前作では峰田くんが気になった私ですが、今回は上鳴くんが面白かった。
ウェイウェイなりながらも、大事なところはしっかり押さえていてカッコウェイ。

しかし今回は何と言っても、デクくんと爆豪くんがやはり凄かった。

緑の光と赤い光がスクリーンを走り、二人の姿は曖昧となり、二人の激しい心の内側がそのまま描写されているような、暴力的でありながらも優しく、美しい映像が続き、心が詰まるような想いになった。

二人の闘いには本当に胸がアツくなった。
あんな行動するなんて・・!

作者の堀越耕平先生曰く、この映画は現在放送中のアニメ(第4期)の時系列を超えて、原作の時系列につながるものだという。

だからこその、あのデクくんとあの爆豪くんなのだ。

デクくんの心に打ちのめされた。

デクくんを心配するお母さんの回想シーンがチラッと描かれるのだが、 どうやったらこんな美しい子が育つのか、もはやデクくんのお母さんを尊敬するところまできた。お母さん!

しかし、全てが終わって最後に先生たちの姿を見た時すごいホッとして、「何か好きかも」とかまで思ってしまった。

これが吊り橋効果か。


もう一度観に行く前に原作を読みたいと思った。


劇場版第一弾のネタバレ感想はこちら ↓

アニメサムネイル僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~ 映画 ネタバレ感想

公式サイト:僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング

原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平
監督:長崎健司
脚本:黒田洋介
製作年:2019年