夏とサザンと斉藤清六

夏の思い出イメージビジュアル
こういった夏は妄想の中で何度も過ごしています。

小さい頃のキラキラした夏の思い出は、サザンオールスターズと斉藤清六だ。

斉藤清六さんを知らない方はぜひ YouTube とかで検索かけてみてほしい。

従妹が茅ケ崎に住んでいたので、毎年夏になると湘南海岸で泳いでいた。
サザンビーチちがさきとかいう名前はまだ考えられてもいない時代だった。

今思えば、江ノ島に連れて行ってもらったり、「ホラあれが烏帽子岩だよ」なんていうキラキラしたセリフが普通に飛び出した夏。

「桑田さんの家見に行こう」とか、今なら色々考えてしまうが、何せ当時は子供なのでよく分からないまま連れて行かれたりもした。

家の前で、露出の高い女子大生くらいのお姉さんが記念撮影をしていて、なぜだかひどくドキドキしたのを覚えている。

そんなキラキラした茅ケ崎の夏を走る車の中でかかっていたのが、斉藤清六さんのテープだった。
サザンオールスターズではなく、あえての斉藤清六。

えぼし岩が遠くに見えながら、斉藤清六さんが「おいとまします」と言う。

何回聞いても面白かった。

従妹の一家はウェーイな感じで「暴走族見に行こう」とかも言われた。

少し先にあるファーストフード店の2階からその集団が良く見えるという。

怖かった。

なんなんなんだ!?