注意! ネタバレあり〼
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劇場版の方が好きだった。
「方が」というのもおかしな言い方で、テレビアニメ版あっての劇場版なので、テレビアニメ見てなかったら、まあ別に・・ってなっていたような気もするとなると、テレビアニメ版スゴク大事なのだけど。
劇場版を観たおかげで、気持ちが落ち着いた。
この劇場版、ただのテレビ版の再編集かと思っていたらそうではなくて、(もちろんテレビ版の映像もたくさん入ってくるけど、)テレビ版の最終回から1年後のお話。
劇場版で気持ちが落ち着いたのは、みんなが自分自身の青春を送っている様子がきちんと描かれていたから。
テレビ版は、気付けばいつの間にか始まって、心が整理できないままに終わってしまった感じだった。
き、気持ちが追い付かないよ・・・。
さて、この気持ちどうしてくれよう、というところで劇場版。
劇場版では、彼らの心の機微が丁寧に描かれていた。
蛇足と捉える人もいるかもしれないが、私はホッとした。
みんながそれぞれにきちんと納得して、自分の人生を歩き出している姿にホッとした。
あの日みんなで協力して作った打ち上げ花火が、ようやく彼らの「青春」として昇華されたように思えて、とても嬉しい作品だった。
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公式サイト: https://www.anohana.jp/
原作:超平和バスターズ
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:REMEDIOS
アニメーション制作:A-1 Pictures
製作年:2013年